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【映画】赤と白とロイヤルブルー

主人公2人のビジュアルは完璧なんじゃないかな?原作ファンからも花丸貰ってそう。

【赤と白とロイヤルブルー】 2023年 - アメリカ - 112分

原題:
Red, White & Royal Blue
監督:
マシュー・ロペス
キャスト:
ニコラス・ガリツィン
テイラー・ザハール・ペレス
ユマ・サーマン
スティーヴン・フライ
原作:
ケイシー・マクイストン『赤と白とロイヤルブルー (二見文庫ザ・ミステリ・コレクション)

アメリカ大統領の息子アレックスと、イギリスのヘンリー王子。何かと比較されることが多く、お互いを軽蔑し合っていた2人だったが、とある事件をキッカケに惹かれ合うようになり...



"NYタイムズ紙ベストセラー本が映画化決定"とのオススメで何となく原作を買ったのが、どうやら2年前。積読の達人なので(Kindleだと尚更埋もれる)買ったことすら忘れてたものの、先日「あっ、これもう映画が完成したのか〜」と知って、まずは映画から観てみた。原作がある場合、映画から観ておくのが何かと無難。

そんな訳で原作は今の所未読だけど、主人公2人のビジュアルは完璧なんじゃないかな?原作ファンからも花丸貰ってそう。アレックスの垂れ目&超絶ロングまつ毛がセクシーで大型わんこみたいでかわいかったし、ヘンリーはなんかもう絵に描いたようような王子様で肌も綺麗で、悲しそうな表情をすると小動物みたいでかわいかった。

とにかくキラッキラのラブコメで、ここまでがっつり夢設定な映画を観たのは「マリー・ミー」以来かも。
犬猿の仲である大統領の息子アレックスと英国のヘンリー王子という設定なので、もうちょい難航するかと思ったら開始30分くらいでもう「お互い大好きじゃん!」ってなって、後1時間半何があるんだろう?と思ってたら、辛いこともさほど起きずにひたすら2人でラブラブしてた。

唯一がっつり2人の仲に反対する陛下役がスティーヴン・フライだったのが出オチ過ぎて笑っちゃったのと、あと、えちシーンのぼやかし方がワシントン記念塔や乗馬のカットだったのにも声出して笑っちゃった。アメリカとイギリスを片道30分くらいのノリで行き来してたり、そんなセリフ言う?事後に2人でアイス食べてたりそんなラブコメ映画みたいなことある?と思わず真面目に突っ込んでしまったりもしたけど、そうか、こういう夢ファンタジー感がBLってやつなのか。BLに苦手意識があって何となく避けて生きてきたけど、この2人に関してはひたすらかわいいねぇ、幸せになってねぇと言う気持ちだった。

いつかはそうじゃなくなる大統領の息子(名義上一般人)と、生まれた時からずっと王子という似て全然非なる者の葛藤はなるほどな〜と思ったし、階段で抱き合うところはシーン的にもビジュアル的にも良かった。原作が意外と長くて700ページ弱くらいあると知って心が折れかけてるけど、頑張ってこれから読む。

(2023/08/20)Amazonプライム(吹替)


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