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【映画】フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話

2018年に実際に起きた飛行機事故を題材にした中国の映画。

【フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話】 2019年 - 中国 - 111分

原題:
中国机长/The Captain
監督:
アンドリュー・ラウ
キャスト:
チャン・ハンユー
オウ・ハオ
ドゥー・ジアン
ユアン・チュアン

2018年5月14日。乗客119名を乗せた四川航空のジェット機は、高度1万メートルの上空でフロントガラスにヒビが入り、大破した窓から副操縦士の体が投げ出されてしまう。



2018年に実際に起きた飛行機事故を題材にした中国の映画。
完全にやりすぎアクションパニック映画を観た気分なのに、エンドロールで実際の人々が紹介されることの戸惑い。流石中国、飛行機の事故も次元が違った。中国版「ハドソン川の奇跡」と言われていたけど違う。全然違う。

まずコックピットの窓が割れた時点で「そんなことある〜!?」
その上、副操縦士が窓から飛び出しちゃった。ちなみに私、予告でそのシーンを観た瞬間に鑑賞を決めた。だって、飛行機の窓からあのタイタニックの名シーンをしてたんだもの。
あの人にはぜひ「俺、飛行機の窓からタイタニックしたことあるんだぜ?」って、ナンパに使って欲しい。てか、乗客たちが「酸素マスク〜!」となってる中、飛行機から完全に飛び出しても人間って生きてるもんなんだ。一周回っておかしくなって思わず笑っちゃった。ギュイーンってエンジンが点火するところもなんか笑っちゃった。

よくできた再現ドラマっぽさが拭えなかったり、カメラワークや演出がクサかったり、ドラマチックな展開がありそうな目立ち方をしてたのに特に何もなかった乗客や航空マニアの女の子などなど、色々ツッコミどころはあったものの始終緊迫感があって面白かった。

CAの人たちもみんな美人ばかりで眼福。いざと言うとき、お膝にだっこできるようCAの人たちってあんなに細いのか。キャプテンのあまりの寡黙さ(喋れないから仕方ない)に、主役はチーフCAの人だったと信じてやみません。

思わず笑っちゃったものの、全員死んでもおかしくない事故だったのに、みんな生きててホント良かった。
私があんな目にあったら膝ガクガクで大泣きして歩けなくて担架で連れ出されそうだし、確実にちびっちゃうから、あのしゃべれない女の人みたいに白いパンツとか履いて飛行機乗れないな。今後、飛行機に乗る時は白い服は絶対にやめよう(教訓)。


(2020/10/09)映画館(字幕)


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