この映画は何の情報も知らずに観たら、もっと最高に面白かったと思う。
【アビゲイル】 2024年 - アメリカ・アイルランド - 109分
原題:
Abigail
監督:
マット・ベティネッリ=オルビン
タイラー・ジレット
キャスト:
アリーシャ・ウィアー
メリッサ・バレラ
ダン・スティーヴンス
資産家の家に押し入り、家人を誘拐するよう依頼された寄せ集めの犯罪チーム。豪邸に侵入すると指定された部屋は子ども部屋で、誘拐の相手はまだ幼い少女だと知るが...
映画館で観そびれたので、月末のU-NEXTポイント消化に。
まだ最後まで観れてないものの、あの「マチルダ ザ・ミュージカル」でマチルダを演じていたアリーシャ・ウィアーちゃんがアビゲイル役だった。道理でちょっとお顔に見覚えが。表情の作り方とかが本当にうまい。
確かダン・スティーヴンスも出てる筈...え、どこ?と思ってたら、最初からいた。メガネだったから一瞬気づかなかったけど、メガネのダンのビジュ結構好きかも。
とりあえずこの映画は何の情報も知らずに観たら、もっと最高に面白かったと思う。とは言え、ポスターも観ちゃいけないレベルの情報ゼロ状態が望ましいので、そんなのほぼ不可能過ぎてちょっともったいない。
かと言ってつまらない訳じゃなく、導入や犯罪チームの構成からすごくB級映画っぽさを感じるのに、B級映画とも言い切れない良さがあって、なんていうか...B級映画ネクストレベル?(ネクストレベルといいつつ、A級とまではいかない程度)。
私の大好きな「♫白鳥の湖」とグロが混ざり合ったシーンは猟奇的で良かったし、やっぱりホラー系映画にアイコニックな殺人鬼の存在や美学が絡むと一気に魅力が増すと思った。
ただ、美学と言いつつグロは結構汚い。血みどろというよりドス黒いポリッジ様のものだったり「SAW」の豚汁並みに嫌過ぎる灰色のペースト様のものだったり...反面、潔さもあるグロで、いろいろが一瞬でパーンッ!!!となるので、案外、普通のグロよりキツくないかも(※ 個人の見解です)。
あとこれは本当に全然情報を知らないまま観て、アビゲイルのお父さんが出て来た時「お父さんって、私の推しの数ほどいる推しのひとりだったの!?嬉しい〜!」ってなった。ラストのラストまで顔を出さず、シークレットゲストのような登場をしてたけど、よく見たらフィルマのキャストにしっかり名前が入ってて、もしかして私がマイリストにこの映画を入れてたのも、忘れていただけでそもそも推し目当てだったんじゃ...?
(2025/01/27)U-NEXT(吹替)