こういうのでいい、こういうのがいいんだよディズニー!

原題:
Zootopia 2
監督:
ジャレド・ブッシュ
バイロン・ハワード
キャスト:
ジェイソン・ベイトマン / 森川智之
ジェニファー・グッドウィン / 上戸彩
キー・ホイ・クアン / 下野紘
アンディ・サムバーグ / 山田涼介
フォーチュン・フィームスター / 江口のりこ
ダニー・トレホ / 柄本明
コミコン3日間参加の2日目。偏頭痛で死にかけていたのに終了時間までしっかりコミコン会場に残って、その後イオンまで足を運んで観てきた。早くホテルに帰れと脳内の私が100回くらい言ってた。
1作目が大好きだったしテーマにもすごく関心させられたので、ここ数年おかしな方向に突っ走ってしまったディズニーにめちゃくちゃにされていたらどうしようって多くの人が心配していたと思うけど、今作はちゃんと前作のテイストを踏襲した上でジュディとニックの絆が深くなっていてとても良かった。
こういうのでいい、こういうのがいいんだよディズニー!
冒頭から、1作目を観終わったあの瞬間「ジュディとニックのバディの活躍をもっと観たい!」と激しく思ったことを思い出して心がギュン!となった。
私はジュディとニックはバディのラインを超えないで欲しい派だけど、ずっとそう思ってた海外ドラマのバディが最終シーズン近くで付き合うことになっても、それはそれで「幸せになって欲しい!このカップル好き過ぎる!!」ところっと手のひらを返してきたのでまた気が変わるかも。
でも、ジュディがドレスに着替えてる間、ニックがドレス姿のジュディを見てぽ〜っと見惚れる演出があったらどうしようってつい心配しちゃった。例のフィギュアの件がなければこんな余計な心配しなくて済んだのに。雑音になるからやっぱり映画を観る前に余計な情報は全部シャットダウンした方が良いのかも。てか、別にこれから先、2人の関係が変化するなら全然目がハートになろうが構わないんだけど、わざわざ前作のそうではなかったシーンを改変したのが害悪すぎたって話だよね。ホントどうしてああなった?厄介なニクジュディ過激派の内部犯行?
それは置いておいて、ディズニー作品なので子ども向けではあるんだろうけど、前作といい今作といい事件がしっかり黒い。真っ黒。動物たちの世界ということで若干犯罪の黒さが中和されて感じるけど、実際にも知らないところでこういうことがでたくさん行われてるんだろうなと思ってしまう汚い手口の犯罪なので、事件ものとしても面白い。しかもアクション満載で楽しい。動物たちもかわいい。最高。
とあるシーンが本当にショックだったんけど(崖の途中のあれです)、なんか「ズートピア」ってこういうシーンを明確なセリフとして表現せず、無言の表情や行動だけで語るところがうまいというか、ズルいと言うか...余計に心にグサっときてお辛くなる。普段、そうやって本心を多くは語らないからこそ、いざという時の台詞がより一層グッとくるのかもしれないけど。
1作目でも起きたジュディとニックのすれ違いもまた起きてて..もうこれってそれぞれの育ってきた環境だったり、これまでの人生だったり、本質的なところだったり。
どんなにバディの絆が深まっても、一生分かり合えないどうしようもない部分なのかなって思うんだけど、ニックが最初の時、言葉を飲み込んだシーンで「俺はお前の(略)〜!」って私の心が代弁して叫んでしまった。ジュディとニック、それぞれのデスクに飾ってある写真でもこの関係性が表現されていて、本当に細部まで見逃せない。
あと今回もテーマ曲がすごく良かった。何気にダンサーが屈強な肉食獣で構成されてるの好きだったりする。ところどころ有名映画のオマージュがあったのも映画好きとして嬉しい要素だった。
エンドクレジットの件があるので、これ以上多くは言えないけど「とにかくジュディとニックのバディは最高!ズートピアはいいぞ!!」これに尽きた。
(2025/12/08)映画館(吹替)