本当に多様性の描き方が素晴らしい

原題:
Zootopia
監督:
バイロン・ハワード
リッチ・ムーア
キャスト:
ジェイソン・ベイトマン / 森川智之
ジェニファー・グッドウィン / 上戸彩
イドリス・エルバ / 三宅健太
J・K・シモンズ / 玄田哲章
ジェニー・スレイト / 竹内順子
シャキーラ / Dream Ami
「ラプンツェル」の感想に「フリンやニックみたいなチョイ悪タイプの方が好き」と書いた流れで久しぶりに観たくなって、映画館ぶりに鑑賞。ちなみに「ラプンツェル」も「ズートピア」も私が号泣した「ミラベル」も、み〜んなバイロン・ハワード監督の作品。
初見時も心底感心したけど、この映画って本当に多様性の描き方が素晴らしい。これぞディズニーにやって欲しかった正しいポリコレ映画。
外見の違いや力関係がはっきりしている動物というキャラクターで現実の差別や偏見を分かりやすく描いているし、舞台になっている"ズートピア"の都市も容易に現実のニューヨークと重なる。
メッセージ性を考えずに観ても面白いストーリー展開だし、キャラクターもすっごく魅力的。ホントに大好きな映画。
結局、再鑑賞なのに2回くらい泣いちゃったんだけど、どっちもニックの心情に共感しての涙だった。ニックの言う「結局、差別や偏見で決めつけられるから、こういう風に生きるしかない」って、ギャング団に所属する黒人の少年のインタビューか何かでも聞いたことある気がする。
自分自身が差別や偏見にあって苦労してきたジュディでさえ、無意識にニックに偏見を抱いてしまっていたという一筋縄じゃいかない根強い偏見意識や、そのことに気づいたジュディの成長の描き方もホントに秀逸。
ジュディがニックに謝るあのシーン...何もかもが愛おしすぎて、すっごくたまらない気持ちになる。台詞も仕草も全部全部愛おしい。
主題歌の「♫Try Everything」も映画にすごく合っている名曲だし、細かいところに感動しぃなので、ラストのライブのシーンで群集それぞれが自分なりのライブの楽しみ方をしていて、ダンスしている動物もいれば座って静かに浸っている動物もいるし、スマホで録画している動物もいるっていうリアルさにも感動しちゃった。
(2016/05/04)映画館(吹替)
(2023/01/14)ディズニー+(吹替)