ロアーの映画ログ

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【映画】フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

唯一無二の魅力を持った世界観がホントにたまらない。

【フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊】 2021年 - アメリカ - 108分

原題:
The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun
監督:
ウェス・アンダーソン
キャスト:
ビル・マーレイ
オーウェン・ウィルソン
ティルダ・スウィントン
ベニチオ・デル・トロ
レア・セドゥ
エイドリアン・ブロディ
フランシス・マクドーマンド
ティモシー・シャラメ
リナ・クードリ
ジェフリー・ライト
マチュー・アマルリック
ティーブ・パーク
エドワード・ノートン

世界中で購読され、長年愛されてきた雑誌『フレンチ・ディスパッチ』。
その編集長であるアーサーが突然亡くなってしまう。
彼の死と共に『フレンチ・ディスパッチ』は廃刊するという遺言に従い、記者たちは雑誌の最終号に1つのレポートと3つの記事を掲載する。



ムーンライズ・キングダム」で突然ハマって以来、大好きなウェス・アンダーソン監督の最新作。もう1年以上前からポスターを印刷して部屋に飾って、公開をめっちゃ楽しみにしてた。

それぞれのエピソードが独立しているので構成としては短編集なんだけど、そのつなぎ方すらオシャンティ過ぎてちょっと意味分かんないくらいオシャンティな映画(最大級の誉め言葉)。エピソードごとに舞台や場面も変わるので、セットや小道具もいつも以上に凝っているように感じられて、どっぷりウェス・アンダーソンの世界に浸れる。

私にとってのウェス・アンダーソンの映画って、監督が作り上げた完璧なドールハウスの中で、お気に入りのお人形たちが毎回違う服に着替えて、おままごとのように毎回違う役を与えられて、楽しく遊んでいる夢のような箱庭の世界ってイメージ。あの世界に入ってみたいと思わせてやまない、唯一無二の魅力を持った世界観がホントにたまらない。

パンフレットの中でキャストが、"ウェス・アンダーソンの映画は劇団みたい"とコメントしていたけど、ホンそれで、今回もお馴染みのウェス・アンダーソン・ファミリーが大集結してた。
新しいメンバーであるオシャラメ君やベニチオ・デルトロ、ジェフリー・ライトがストーリーのメインキャラで、常連メンバーはあくまでサブのスタンスを保ちながらも強烈な存在感を放っていたところも良かった。
個性的な役者たちの中で、個人的にはレア・セドゥのハマっりっぷりが一番印象的だった。体を張っているところもすごかったし、感情がないような冷たい目がすごく良き。

(2022/01/29)映画館(字幕)


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