「あんたってバカ」と言えるコンパニオンに出会えて、うぅ...本当に良かったね、ドクター
【ドクター・フー：ザ・ギグル】 2023年 - イギリス - 全1話
原題：
Doctor Who: The Giggle
キャスト：
デヴィッド・テナント
キャサリン・テイト
ニール・パトリック・ハリス
チュティ・ガトゥ （ンクーティ・ガトワ）
前作：
ワイルド・ブルー・ヨンダー（2023年 - イギリス - 全1話）
次作：
ルビー・ロードの教会（2023年 - イギリス - 全1話）
ドナと共に2023年のイギリスに戻ったドクターは、町の人々の異変に気づく。ユニットと共に異変の捜査にあたるうち、テレビが人々に影響を及ぼしていることが判明するが...
年末で仕事が忙しかった＆休みに入ってからついダラダラしてしまったせいで随分間が空いてしまったけど、「ドクター・フー」スペシャル第三弾をやっと...やっと観た！！
ニール・パトリック・ハリスが出てくるとは知っていたので、きっとこういう感じだろうなぁと想像していたイメージと1ミリの誤差もなかったトイメーカーにニヤニヤ。ミュージカルパートもありそうと思っていたら、本当にあった。本人歌唱じゃなくダンスだけだったけど...でもリップシンクってよりそれっぽい気もする。しかもスパイスガールズって、最高か。
初代と因縁のあるトイメーカー（いやホント、そろそろ旧ドクターシリーズも日本で観れるようにしてください）なので、過去に何があったのか全く知りません状態だったけど、能力としては「「スーパーナチュラル」で言うところのトリックスターですね、分かります」と、海ドラオタクとして素早い理解を示せて良かったと思いましたです。
前半はかなりホラー要素が強くて（なのに後半スパイスガールズ）、人形の頭を壁に叩きつけまくるドナが最高だった。しかもドクターにあんなに愛情深く「あんたってバカ」と言えるコンパニオンに出会えて、うぅ...本当に良かったね、ドクター。ドナ大好き。
14代目から15代目の再生については、実はネタバレを自ら見に行ってしまったので、驚かず心穏やかに観れる...と思っていたら、服うぅぅぅ！！
つまり、14代目は今パンツ履いてないってこと？と思ったら、とても心穏やかでは居られなかった。これで再生のネタバレを見てなかったら、再生問題とノーパン問題で2重にショックを受けるところだった。バイショック。しかもノーパンのままエクストリームキャッチボールを始めるから「え、なんか、あの、大丈夫？」って要らぬ心配までしてしまった(それより裸足を心配して差し上げろ)。
なんていうか、メタクライシスドクターと言い10代目（14代目）って人気投票1位なだけあって、絶対特別扱いのエコ贔屓されてるよね。エコ贔屓万歳！！！ターディスの方は流石にチート過ぎると思ったけど、ラストもすごく良かった。ドクターが60年間ずっと守ってきた"普通の幸せ"というのを、今ようやく知ったんだと思ったら涙が出ちゃう。
15代目も「何でずっと服着ないの？」とドキドキしちゃって、感情が完全に再生＜＜＜服。でも脚がめっちゃしなやかできれいだったから、あれは見せた方が良い脚だった。
第一印象としては、事前情報で言われていた黒人とかクィアとか全然どうでも良くて、それよりむしろとにかく「若っ！」。年齢的には10代目と同じくらいでの就任だけど、何か雰囲気がとにかく今どきの若者っぽくて。製作陣に「若いのにおじいちゃん」と言わしめた最年少ドクターのマット・スミスには全然若々しさを感じていなかったせいで、15代目の溢れる若さにBBAは戸惑うばかりです。むしろ15代目の方がシリーズに"ニュージェネレーション"ってつきそうなくらい若くない？なのに包容力ありまくりで、人生15周目くらいしてそう。ドクター＝孤独ってイメージだったけど（でも実際はそうでもない）、15代目は一回ターディスを飛ばしただけで友達100人作れそうだし、今後の冒険が楽しみ。
（2023/12/30）ディズニー＋（吹替）
