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【映画】ある閉ざされた雪の山荘で

演出次第で、舞台作品として観たらもっと印象が違っていたかも。

【ある閉ざされた雪の山荘で】 2024年 - 日本 - 109分

監督:
飯塚健
キャスト:
重岡大穀
間宮祥太朗
中条あやみ
岡山天音
西野七瀬
堀田真由
戸塚純貴
原作:
東野圭吾ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)


劇団〈水滸〉に所属する男女6人の役者たちが、次回公演の最終オーディションとしてコテージに集められる。同じく最終選考まで残ったフリーの役者・久我混えた7人の役者たちは《大雪で閉ざされた山荘で起きる殺人事件》という設定の元で謎解きを行うが、メンバーが次々と姿を消して行き...



公開当時映画館に観に行こうと思っていたのに、あっという間に上映が終わってしまって結局観れなかったやつ。わりと早くアマプラに来たので「よし!」と思って観たけど、半ば予想していた通り、キャストに推しがいない限りは配信で十分な感じのやつだった。

片手間に音だけ聞く感じでまず観始めたら、最初のセリフを一言聞いただけで「あ、この人演技下手だな」と思った人がいたので顔(画面)を確認してみたら、前に観た映画でも「この人下手だな」と思った人だったので、よっぽど演技が下手なんだと思ったら、なんかもう批判や文句とかでもなく、なぜかひたすら自分が辛い気分になってしまって落ち込んだ。その人の名前もちゃんとチェックしてないので、あえて誰とは指摘しないけど...

そもそもこれは、映画にすべきではなかったんじゃ?
集中して本を読めない人間だから映画化は大変ありがたいものの、ヒット作や有名作家の作品なら全部映画化しちゃう風潮、量産のせいか質が悪い作品が多くて原作の印象まで悪くなってる気がする。近々では「変な家」がそうだった。

でもこれも演出次第で、舞台作品として観たらもっと印象が違っていたかも。劇団員という設定やストーリー展開上諸々仕方なかった面はあるとして、芝居じみた台詞の言い方がすごく耳について違和感だったから。
山荘の間取りを俯瞰で見せるのは面白かったし、映像ならではの良さもちゃんとあったものの、とにかく全体的に残念な作品だった。

あと、こう言う感じのベタなどろどろ人間関係もお腹いっぱいだった。
私、育ちは全然良くないのに、女性の口調が荒いのがどうしても嫌いで「おまえが〜だろっ!」とか「〜かよっ!」って言葉使いを聞く度に嫌になっちゃって(というか無理して口調荒くしてる感じが嫌なのかも)、そう言うのも含めてとにかく白けちゃった。東野圭吾が好きだから観たけど、私向きの映画じゃなかった。そんな感じです。

(2024/04/16)Amazonプライム


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