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【映画】Papi Chulo(パピチュロ)

傷ついた人間がまた前を見て歩けるようになるには、やっぱり時間や寄り添ってくれる友達が不可欠なんだ。

【Papi Chulo(パピチュロ)】 2018年 - アイルランド - 98分

原題:
Papi Chulo
監督:-- 
ジョン・バトラー
キャスト:
マット・ボマー
アレハンドロ・パチーノ

番組中、突然泣き出してしまったお天気キャスターのショーン。休暇を取るよう説得されたショーンは、家のデッキの塗り替えに雇ったラテン系移民エルネストとの交流で孤独を埋めようとするが...



いい映画だったけど、マッボマが痛々しくて可哀想でホント観てられない映画だった。開始3分で泣き出したマッボマにもう胸が痛む。

広い家にひとりぼっちで、元彼のことが忘れられなくて何度も電話を掛けたり写真を見返したりしているショーン...
「早く次の恋を見つけて幸せになって〜!」と思うけど、後半にまた新たな事実が発覚して辛さが増して、とにかくマッボマの可哀想が過ぎた。

エルネストを雇ってからは、ロクに言葉も通じないけどとにかく誰かと話したくてお喋りが止まらないマッボマに「お友達ができてよかったね」とホッとしつつも、やっぱりそんな姿も痛々しくて結局辛い。

エルネストは夫を心配する妻に「あなた彼に狙われてるんじゃないの?」と言われて「こんな太ったおじさんに魅力を感じるのはお前だけさ」なんて言ってたけど、マッボマが本当にちょっとエルネストのことを好きになっちゃってギクシャクしたりして、ヤダもうホント見てられない!これ以上傷つかないで欲しい!マッボマの必死さとボロボロになった姿は辛かったけど、傷ついた人間がまた前を見て歩けるようになるには、やっぱり時間や寄り添ってくれる友達が不可欠なんだとも思った。

それにしてもマッボマがお天気キャスターだったら毎日欠かさずニュース観るよ。雨の日はダンスをしてくれるらしいし、何それ超観たい!!
それと、柔らかい日差しの下でマッボマがめちゃくちゃ綺麗に撮られていて、そんなところも素敵な映画だった。


(2021/06/06)Amazon Prime USA(英語字幕)


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