とりあえず殺活映画が好きな人は騙されたと思って、ロケーシュ・カナガラージ監督作品をなんか1本観てみて欲しい

【レオ:ブラッディ・スウィート 2023年 - インド - 161分
原題:
Leo
監督:
ロケーシュ・カナガラージ
キャスト:
ヴィジャイ
サンジャイ・ダット
トリシャー・クリシュナン
アルジュン・サルジャ
ガウタム・メノン
言語:
タミル語
カフェを経営している動物保護活動家のパールティバンは、妻と2人の子どもと共に平和に暮らしていた。しかしある夜、凶暴な強盗団がカフェに侵入し、家族と従業員を守るため、反撃に出たパールティバンは強盗団を皆殺しにしてしまう。警察がパールティバンの鮮やかな手腕に疑問を抱く中、事件は大々的に報道され、そのニュースを見たとある組織がパールティバンに接触し...
高崎電気館の秋のインド映画特集にて鑑賞。
今回の特集作品は「囚人ディリ」「ヴィクラム」「レオ:ブラッディ・スウィート」「チェンナイの夜」「マスター 先生が来る!」「JAWAN/ジャワーン」の6作品で、インド映画好きならお気づきかと思うけど、「JAWAN/ジャワーン」以外全部ロケーシュ・カナガラージ監督の作品。12月には同館でラージャマウリ監督特集もすでに決定していて、インド映画好きとして本当にありがたい。また行きます。
ロケーシュ監督の作品の中でも「囚人ディリ」「ヴィクラム」「レオ:ブラッディ・スウィート」は同じユニバースで繋がっていてLCUと略されるそう。LCUを一度に観れるのはここだけ!と行った感じで県外からのお客さんも多い印象だった。私は仕事だったので、この日は夕方から「レオ」と「チェンナイの夜」のみ鑑賞したんだけど、まずめ〜っちゃ音が良かった。
秋のインド映画特集はいつも爆音映画祭の後に開催されるので、まだ爆音設定のままでは?ってつい思ってしまう。それくらい音がデカくて良い。
LCU3作品を全部観た後の感想としては、3作品の中で1番インド映画らしいテイストの殺活映画だった。ただしインド映画には珍しく銃も使う。リボルバーのシリンダーを腕で転がしてから撃つ癖がかっこいい。インド映画はホント、ちょっとかっこつけ過ぎかもしれんね、とか思って描写を抑えたりしないよね。かっこいいものは最大限かっこよく描く、それがインド映画の魅力のひとつだとつくづく思ってる。
あと、夜のカフェでの戦闘シーンはちょっとアメリカ映画っぽさもあった。
いい感じにアメリカ映画の影響を自国映画に生かしている監督として、北インドのシッダールト・アーナンド監督、南インドのロケーシュ・カナガラージ監督と私の中で勝手に並べてるんだけど、シッダールト監督が「ミッション・インポッシブル」系なら、ロケーシュ監督は「ジョン・ウィック」系じゃないかな?「ジョン・ウィック」未見なので違うかもしれないけど、多分合ってる。
とりあえず殺活映画が好きな人は騙されたと思って、ロケーシュ・カナガラージ監督作品をなんか1本観てみて欲しい(注:「チェンナイの夜」以外)。
「レオ」の場合は映画が始まってすぐ、主人公が(ほぼ)素手でハイエナと戦い出して少々面食らうかもしれないけど...
それはさておき、ネタバレにならない程度で「でしょうね〜!」って思ったラストと、サンジャイ・ダットの悪役っぷりが良かった。それとユニバースの醍醐味?として、「囚人ディリ」のみんな大好き"あの人"が登場したのも熱かったね。
(2025/10/11)映画館(字幕)